◆年末年始に発熱したら

＊市販の抗原検査キットを使用してください
→注意点は検査のタイミング！！：発症後12時間以上経過してから！！
（診療している医療機関が少ないため、ものすごい混雑が予測されます）

＊陽性となっても、大部分の方は市販のかぜ薬での対応可能です
（もはや数えていませんが、当院は今年だけで少なくとも2500人以上陽性者へ対応しております。ラゲブリオという特殊な薬を使用したのはせいぜい50人程度です）
（最近は、医療機関で処方可能な解熱薬や咳止め、のどの炎症抑える薬などが全国的に品薄となっており、十分な量の処方が困難な状況です）

＊濃厚接触者となっても、無症状であれば買い物は可能なので、市販の抗原検査キットやかぜ薬の準備をお願いします

＊家族間では、非常にうつりやすいため一家全員発症することが多いです。発症する2日前から感染のリスクがあると言われているためです。一人陽性者が出たら、慌てずに他の家族が感染した時に備えて、準備をしておきましょう。

＊インフルエンザは流行しているといっても、コロナの100分の1程度の人数です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
（厚生労働省ホームページ：インフルエンザの発生状況）

＊去年夏に流行したデルタ株と異なり、数日もあれば回復傾向に向かうと思います


https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20221225-00329803
（帰省先で感染したらどうすればいい？年末年始に発熱したら？：呼吸器内科倉原医師の記事）